トップページへ

 
平成29年度(第13回)山形大学OB&OGセミナー開催

平成30年3月3日(土) 田町のグランパーク301会議室に於て山形大学東京サテライト並びに山形大学校友会の主催で、第13回の山形大学OB&OGセミナーが開催された。
開会の挨拶は 小山清人 山形大学学長。
大学の現状を話された。
 
 
           
講演Tは江頭宏昌教授による「在来作物は生きた文化財〜その魅力と活用」

(講演概要)
戦前まで日本の大部分の農作物は、昔から地域で自家採種等で継承されてきた 在来品種でした。高度経済成長期以降、食料の生産や流通効率が最優先されるよ うになつて、生産性の悪い在来品種は姿を消していきました。しかし近年、山形 県をはじめ日本各地で在来の作物が見直され、さまざまな形で活用が進んでいま す。
必ずしも大きな利益をもたらすとは限らない作物が、今なぜ復活しているの でしょうか。その理由や魅力とともに、鶴岡や全国の活用事例を紹介します。  


講演の合間には山大オリジナルグッズの紹介と販売が行われた。
       
           
講演Uは「「今、ここ」の偶然性と必然性」と題して松本大理 准教授

(講演概要)
哲学はさまざまな言葉や学術用語の意味を明らかにする役割を担つていますが、 その哲学においても、「偶然」という言葉の意味の探究は消極的でした。起こる : べくして起こったことであれば、その理由を説明できそうですが、たまたま起 こったことについては、むしろ理由が欠けているためでしょう。今ここに偶然起 こっていることは、いつたいどのような意味の奥行きを持つているのでしょうか。
本請演では九鬼周造の考察を手がかりにして、偶然と必然の交錯を解きほぐした いと思います。   


続いて、現役山大生による活動報告があり、大学院理工学研究科 土屋みなみさんと地域教育文化学部 高橋秀平さんが報告をした。 

国際交流について熱く語る土屋みなみさん

花笠サークル「四面楚歌」を紹介する高橋秀平さん

講演会閉会の挨拶をする大場好弘理事・副学長
休憩を挟んで、交流会は結城章夫 前学長の乾杯で始まった。
 


花笠踊りのアトラクション

開催に協力された学生の紹介 


東京ふすま会の参加者による「嗚呼乾坤の」の斉唱

締めは東京ふすま会の三俣会長による万歳三唱

閉会の挨拶は校友会山川副会長